time 2018/10/01
食物アレルギーって辛いですよね。
自分が食べれないのはいいけど、子供が好きなモノ食べれないのは見ていて辛い。
見ている側は精神的な辛さだけでいいけど、本人が痒くなったりして身体的にも辛いはず。
そんな食物アレルギー。
昔と違い、最近は
「小さいうちに少しずつ食べさせた方が良い。」
って考えもあるらしいです。
「絶対食べさせたらダメ。慢性化するのがヤバい。」
って聞いていたので、凄いビックリしました。
そんな感じで、今日は皮膚科の先生に食物アレルギーの事を教えてもらった話です。
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最初に
あくまで素人の俺が先生の話を聞いただけなので、アレルギーがある子や抵抗力が弱い乳児や幼児などに与える時は、かかりつけ医に相談などしてください。
「アレルギー 食べて治す」や「経口免疫療法」などのワードでweb検索すると色々と情報が出てくるので、お医者さんなら知っているはず。多分。。。
賛否両論って感じなので一度自分で調べてみるのもいいかも。
大切な事なので繰り返しますが、アレルギーは重大な事態を引き起こす可能性もあるので、実践する場合などはお医者さんに相談してくださいね。
参考URL::
卵アレルギー、食べて予防 少量を乳児から|健康・医療|NIKKEI STYLE
【ネットの話題】「試すな、危険」高須院長も参戦! 子供が一時呼吸停止 「食べて治すアレルギー」に疑念(1/3ページ) – 産経ニュース
うちの子は卵白アレルギーだった
発覚した理由
うちの子は肌が弱く、膝の裏とか足首とか関節の部分がよく肌荒れしていました。
かかりつけの小児科の先生に相談して保湿剤などを塗っていたのですが、離乳食が3食になった頃ぐらいからは更にひどくなってきました。
息苦しそうにするとか、真っ赤に腫れ上がるとか、いかにもアレルギーって反応はなかったのですが、もしかしてって事でアレルギー検査をしてもらう事に。
結果は、卵白アレルギー。
「やっぱり」ってのが第一印象。
でも正直、卵とは思っていなかったのでショックでしたね。
カニとかなら食べなくてもいいけど卵って。。。
小児科の先生の説明を聞くと、卵の黄身はギリギリ大丈夫だけど卵白がダメとの事。
「ひどいアレルギーじゃないし、大きくなったら抵抗力がついて治ったりするので、1歳ぐらいを目安に体調の良い時に少しずつ食べさせてみて」
とも教えてもらいました。
この時、慰めに聞こえて少し泣きそうになってしまったのを覚えています。
帰りの車では「子供が卵食べれないなら、俺も卵食べないし!」とか考えてました。
帰宅後、まずは卵アレルギーを調べてみる事に。
卵アレルギーになる子は意外と多い
卵アレルギーについて調べていると、驚きの数値が。
サイトによって書いている数値にバラツキがありますが、10~20%ぐらいの確率で卵アレルギーらしいです。
20%で考えると、5人に1人が卵アレルギーって事に。
流石3大アレルゲン物質。伊達じゃない。
特に白身が多いみたい。うちの子も例にもれず白身でアレルギーだし。
でも、俺の周りには卵アレルギーの人っていない。
皆さんの周りにもそんなにいないのでは?
5人に1人だとすると、1クラス30人だとして6人は卵アレルギーのはずなのに。
そう考えると、先生の言っていた「大きくなると抵抗力がついて治る」ってのは本当なんだなと納得。
少しずつ食べさせるって言っても何をあげたらいいの?
うちの場合はかかりつけ医に
「卵ボーロとか少量であげれてガッツリ卵じゃないものをあげて」
と教えてもらいました。
確かに卵焼きとかよりは安心な気がしますね。
皮膚科の先生に教えてもらった事
肌荒れがヒドくなっていたので皮膚科に行った
小児科の先生の事は信頼していますが、肌荒れに関しては専門医にもみてもらいたいなって事で皮膚科に行ってみる事に。
皮膚科の先生は若い男性の方だったのですが、めちゃくちゃ肌がきれいでビックリってのが第一印象。
話し方も丁寧で落ち着いていて、いかにも「最近のエリート!」って感じ。
小児科の先生は年配の元気で優しい「子供に好かれる現場叩き上げ!」って感じ。
俺の性格上、小児科の先生の方が話やすいタイプなので、ちょっと身構えてしまいました。
肌荒れの対策を教えてもらった
「肌綺麗だな~」とか「エリートだな~」とか考えなら、今の子供の状態を説明。
説明終了後、診断開始。
子供の肌の状態を見ながら、家でどんな感じなのかとか、父親(俺)が小さい頃アトピーがあったかとか聞かれる。
結果は肌荒れ自体は問題ないって診断でした。
子供のうちは肌が弱いから、すぐに肌荒れしちゃうらしいです。
特に子供は関節などのしわになる部分がすぐに荒れるみたい。
定期的な保湿で肌を守ってあげる事で改善されるとの事なので、関節部分の肌荒れに困っている方は試してみてください。
小児科の先生の診断とかについても教えてもらった
肌の説明の後、お薬手帳を見る先生。
小児科の先生には保湿剤とか出してもらっていたので、それを見ている模様。
しばらく見た後
「適切でいい処置だと思います。皮膚科から見てもこの薬出すのは正解だと思います。」
と小児科の先生を褒める先生。
めっちゃ良い人じゃん。。。
苦手とか思ってごめんなさい。。
衝撃の食物アレルギーの話
アレルギーでも食べさせてって言ってきた
アレルギーがあるって事を皮膚科の先生に言うと、小児科の先生同様
「調子の良い時に食べさせて」
って回答。
「ああ、大きくなると抵抗力がついてくるからだよね。前に調べたのはあってるんだな。」
って考えてたら衝撃の続きが。
「小さい時に少しずつ食べさせて慣れさせるとアレルギーが治る。」
「アレルギーがあっても少しずつ食べた人と食べなかった人では、食べた人の方が治った人数が多い。」
「その論文も1年ぐらい前に発表されていて、数値も出ている。」
抵抗力がついてアレルゲンに反応しなくなるんじゃなくて、慣れて治るパターンがあるらしいです。
先生曰く、やっぱり少し前まではアレルギーがある場合は食べたらダメってのが通説だったみたい。
でも今は完全に排除する訳じゃなく少しずつ食べさせて治すってのが良いみたい。
毒を以て毒を制す的な感じなんですかね?
結果、アレルギーは治った
1歳5か月ぐらいで治った
うちの子の卵アレルギーはそんなにひどくないし、2人の先生が元気な時に少しずつ食べさせてみてって言っていたので、1歳3か月ぐらいから卵ボーロを食べさせていました。
痒そうとか苦しそうとかもないし、本人も食べ慣れていないものだからか、美味しそうに食べる。
そんな感じで1歳5か月ぐらいにもう一度アレルギー検査をしてみたところ、完全に治ってました。
卵白も黄身もアレルギーなし。完全に治った。
大きくなって抵抗力がついたからなのか、少しずつ食べさせて抵抗力がついたのかは分かりませんが、結果的には治りました。
まあ、皮膚は弱いままなんですけどね。。。
2度目のアレルギー検査でホコリやダニの死骸とかにアレルギーがあるって事が判明しました。
もしかして肌も少し汚くしたら治る?
食物が食べて治せるなら、肌も汚くしたら治せるんじゃ?
そんなに都合よくいかないかって考えてたら興味深い話を知人から聞きました。
それはある保育園の話。
その保育園では、いわゆるお勉強みたいな事は一切しないみたい。
時計すらも隠して、お勉強繋がる事は徹底的に排除してる状態。
お勉強は排除して、思いっきり自然で遊ぶって教育方針。
ぐちゃぐちゃになるまで泥遊びしたりするらしいのですが、その保育園では肌弱い子とかアトピーの子は1人もいないって。
「肌強い事か体強い子を選んで入園させてるんじゃないです?」って茶化してその話は終わりましたが、もしかすると少し汚いぐらいが肌も強くなるのかもしれない。
まとめ
- 食物アレルギーは食べて治す「経口免疫療法」って考えもある
- 卵アレルギーは自然に治る事もあるらしい
- 皮膚科の先生はうちの子の皮膚のかかりつけ医になった
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